改めて、ヨーガセラピー(療法)🍀
このストレスの多い暮らしの中で、みなさんは、
緊張感、不安感、苛立ち、落ち込みなどの
ココロのバランスが常に崩れている状態、
または、肉体の痛み、疲れや疾患などの
カラダのバランスが崩れているという状態が
当たり前となっていないでしょうか? 私たちのカラダは、常に交感神経と副交感神経が
絶妙にバランスを取り合って、
健康が保たれています。
ところが、慢性的なストレスに陥ると脳は常に緊張状態となり、
脳の司令塔と呼ばれる視床下部から間違った情報が送られ続けると、
自律神経系、内分泌系の働きが崩れ、さらに免疫系に影響を及ぼします。
これがさまざまな肉体上の不定愁訴(*1)の原因になっているのです。
ココロとカラダは呼吸を通して密接に関係しています。
ココロの緊張が緩むとカラダにも影響します。
カラダが緩むことで、呼吸が穏やかになり、
自律神経系のバランスも整ってくることが期待できます。
~外側から内側へ~
ヨーガ・セラピー(療法)の技法は、
「肉体の緊張をゆるめて働きを整える体位法」
「心を静めてエネルギーの流れを整える呼吸法」
を組み合わせて、自分の内側を客観的に見ることを
カラダを通して覚えていく技法です。
さらに「日常の自分を見つめる内観瞑想」
の中で自分の心に意識がむくことで、
ネガティブに働きやすい心を前向きな気持ちに切り替えができ
心身に調和と安定をもたらします。 自分が否定的な感情になってしまう原因である
考え方の癖に気づくことで、
私達の内側に生まれながらに与えられている、
喜びに満ちて調和のとれた
本来の自分を信頼する力が高まるのです。
ヨーガ・セラピー(療法)の実習をみんなで実践し
ココロもからだも健康に導いていきましょう!
(*1)不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、
「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない」「よく眠れない」などの、
何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、
検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。
患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。
自律神経失調症と診断されることも多い。