がんに負けないこころとからだをつくる
●がんとは
人間の体は細胞からできています。
がんは、普通の細胞から発生した異常な細胞のかたまりです。
正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、殖えたり、殖えることをやめたりします。
例えば皮膚の細胞は、けがをすれば増殖して傷口を塞(ふさ)ぎますが、傷が治れば増殖を停止します。
一方、がん細胞は、体からの命令を無視して殖え続けてしまいます。
勝手に殖えて「かたまり」をつくるのです。「腫(は)れもの」という意味です。
◆良性と悪性
がんには良性のものと悪性のものとがあります。
細胞が無制限に増殖して周囲の正常な細胞を破壊し、いろいろな部位に転移をおこして生命に危険を及ぼす腫瘍を、「悪性腫瘍」または「悪性新生物」といい、「がん」がその代表です。
ちなみに、がん細胞をマウスに注射すると勝手に増殖を開始し、大きなかたまりをつくります。
正常な細胞ではこのようなことはありません。
皮膚にできるイボやホクロ、脂肪腫(しぼうしゅ)、消化管に発生するポリープなども腫瘍ですが、ある程度増殖はしても速度は遅く、周囲の細胞を破壊したり転移を起こしたりはせず、生命にかかわることはありません。
そのため、これらは良性腫瘍(りょうせいしゅよう)と呼ばれます。
ただし、脳腫瘍の場合は、少し事情が違います。
脳腫瘍の大部分は良性腫瘍ですが、近くの細胞を圧迫してその働きを阻害するために、腫瘍の発生した部位に応じた頭痛、麻痺などの症状がおこってきます。
生命を支える脳幹に発生した場合は、手術ができず、生命にかかわることもあります。
また、良性腫瘍の中には、時間とともに性質が変化し、悪性腫瘍になるものもあります。
皮膚、骨、大腸の良性腫瘍にときにみられます。
◆がんの英語と日本語
「癌」を表す「cancer」は、かに座 (cancer) と同じ単語であり、乳癌の腫瘍が蟹の脚のような広がりを見せたところから、医学の父と呼ばれるヒポクラテスが「蟹」の意味として名づけ、後に「cancer」とラテン語訳したものである。
また、漢字の「癌」はやまいだれと「岩」の異体字である「嵒」との会意形声文字で、本来は「乳がん」の意味で、
触診すると岩のようにこりこりしているからだそうです。
◆がんの発生原因
・生活習慣(肉食、塩分、喫煙、飲酒、高血糖など)
・発がん性を有する化学物質や放射線(ダイオキシン・食品添加物など)
・ウィルスや細菌
・遺伝
・ストレス
➡ストレスは自律神経やホルモンの働きを乱し、がんに対する抵抗力を弱めています。
㊟そこで、西洋の治療と合わせて、ヨーガ療法は代替医療として有効です。
西洋的な治療は時にとてもつらく、大きなダメージを与えます。
その方の癌の種類によっても異なりますが、なるべく辛いことを避けるということも
免疫力を下げないということにつながります。
❤ヨーガ療法の体操、深い呼吸法、瞑想法の効果
・体温をしっかり上げ、癌細胞を死滅させます。
・NK細胞が自分の癌を食べて殺していくイメージ療法はとても有効です。
自分の免疫力は最高に働いてくれていると強く思う事で癌と戦えます。
・私はとても幸せです♡など感謝の気持ちに満たされると、ますます自己免疫力をUP
させるのです。
・自分の性格を見直し、ストレスと上手に付き合い、もっと楽に生きていけるように
なります。
(責任感が強く嫌なこともついつい引き受けてしまう、頑張りすぎてしまう、
くよくよしすぎてしまうなどといった性格)
・特に、笑うことは、免疫力を最高に高めます。
フリーラジカル(相手の物質を酸化する力が強い分子のこと。フリーラジカルの代表は活性酸素)
や活性酸素は、ウイルス、排気ガス、紫外線、放射線、たばこ、化学性の発ガン物質、ストレスななどで発生しますが、その数値が見事にヨーガ療法をすることによって下がる結果が出ています。
これらは、老化やがんに、とても有効であることを示してくれていると思われます。
❤ヨーガ療法で、がんに負けないこころとからだを目指しましょう❤