始めよう、鼻うがい(ジャラネティ)
クリヤヨガ(行為のヨガ)の中では、体内を清浄する習慣も日々の実践の一つにあげています。
ジャラネティ(鼻うがい)とは、ネティという急須のようなポットを使って、
塩を混ぜた温水を片方の鼻から入れて副鼻腔内を洗浄するための行為です。
花粉などのアレルゲンやほこり、ウイルス、うみなどの汚れを取り除く効果があります。
ただ注意が必要です。
「鼻は、真水でうがいをしてはいけない」ということです。
真水で行うと、つまり、真水を鼻から入れると、「つーん」という感触がして、
鼻の奥や耳の奥が激しく痛みます。プールで鼻から水が浸入してきたときに、
そんな経験はありませんか。
これは、体液と水の浸透圧が違うために起こります。
そうならないようにするに、
人間の体液の浸透圧と同じ、0.9%の食塩水で行うようにしてください。
薬品メーカーが洗浄液を市販していますが、値段が高いとよく言われますね。
耳鼻科で処方することもありますが、ご自宅でも作れるのでね。
私自身、昨年末、急性副鼻腔炎(蓄膿症)で随分と苦労しました。
慢性にならないためにも、ジャラネティ、また始めようと思います。